面接が始まる前から、応募者の態度・言動すべてが面接官に見られています。
特に面接中は、面接官と長時間対面で向き合うため、
悪い態度が出てしまうと「一発で不採用」なんてことも…!
主に面接中のマナーとして解説していきますが、面接前後にも通じる内容になっています。
面接中、面接前後でNG行動をとってしまわないよう、
面接の心構えや、基本マナーを正しく学んでおきましょう。
面接中の心構え
①面接は会話という意識を持つ
面接は一方通行の会話ではなく、応募者と面接官のコミュニケーションが大切です。
会話の基本として「まずは聞くこと」がとっても重要。
面接官にマイナスな印象を与える応募者の特徴の一つに、「相手の話を聞かない」というのがあります。
さらに、
- 「質問が終わっていないのに、食い気味で答えてくる」
- 「質問した内容とまるで違う答えが返ってくる」
といった態度が多いと、面接官にマイナスの印象を与えてしまいます。
例えば「自己成長のために取り組んでいることはありますか?」と質問されたのに、
「最近、愛犬のしつけをマスターしました。すごく成長したと感じています!」
などと、的外れな回答をするのはNGです。
質問意図から大きくズレた回答は、面接官にとってマイナスの印象を与えます。
相手の話は、しっかりと最後まで聞きましょう。
先ほどの例のように「自己成長のために取り組んでいることはありますか?」と聞かれたら、
自己成長=つまり、聞きたいのはあなた自身の成長なので、
愛犬ではなく、あなた自身が努力してきた話をしなければなりません。
面接官からの質問意図からズレない回答をするには、
「つまり何を聞いてきているんだ?」と、意図を考えてから話し出すのが基本です。
面接官の質問意図をしっかり汲み取って、的確に答えることを意識しましょう。
②面接官の目を見て話す
前提として、面接中は面接官と目線を合わせるのが基本です。
目線を合わせていないとマイナスの印象を与えやすく、減点対象にもなりかねないため注意が必要です。
しかし、「どうしても目線を合わせるのが苦手…」という人は、
鼻や口、おでこなど、顔のパーツや首元を見るようにしましょう。
面接官が男性の場合は、ネクタイの付け根あたりを見ると良いですよ。
相手と目が合うと、緊張してしまうものですが面接官は敵ではありません。
かといって、「面接官をずっと見続けなければならないのか?」というと、そうではないです。
あなたが友人と会話するとき、じーーっと常に目線を合わせ続けたりはしないはず。
面接官との会話も、普段のコミュニケーションと同じです。
目を合わし続けるのはかえって不自然なので、時折目線を外すようにしましょう。
緊張感を持つことも大切ですが、適度に目線を合わせながら話したほうが余裕が感じられ、
堂々とした印象を与えることができます。
③質問は「結論→理由→結論」の順番で話す
面接での質問は、
「結論→理由(エピソード)→結論」で答えるようにしましょう。
結論から話すことで、伝えたい内容を整理でき、面接官側も理解しやすくなります。
例えば、面接官から「あなたの強みは何ですか?」と聞かれたとします。
そのときに、
「私は学生時代から▲▲が得意で、大学では××を学び〜」
と過程を長々と説明してから、最後に結論を話すのはNGです…!
「熱意を伝えるために、過程を話さなきゃ!」と思うかもしれませんが、
聞いている側は、回りくどくて、分かりにくい説明に疲れます。
なので、相手に分かりやすく伝えるには、結論から話し始めることが大切です。
「私の強みは〇〇です。その理由は〜」
という流れで話すようにしましょう。
どんなに話が苦手な人でも、結論から話せば、最低限の意図が伝わり内容が分かりやすくなります。
面接はもちろん、ビジネスでは「結論から話す」を意識することが大切です。
面接中の基本マナー
面接中は、
- 表情、挨拶、身だしなみ、言葉遣いなど、ビジネスマナーを身につけているか
もチェックされています。
基本マナーをしっかりと抑え、面接官に良い印象を与えられるよう意識しましょう。
座り方・姿勢
面接官から「お座りください」と着席を促されてから椅子に浅く、姿勢良く座ります。

ここで気をつけたいのが、
- 背もたれを使って深く座らない
- 猫背にならない
ということ。

椅子に座ってからの正しい姿勢は、
男性は、足を肩幅程度に広げて、脇を締めて手をこぶしにして膝の上におきます。

女性は足を閉じて、手は膝の上で重ねておきます。
脚を組まず、斜めにしないことが基本です。

ただし、椅子が低い場合は脚を揃えて斜めにするのは問題ありません。

テーブルで足元が見えなくても、気を抜かずに姿勢を保ちましょう。
表情や態度
堅すぎずに、明るい表情を心がけましょう。

「少し緊張しているくらいが好感が持てる」と話す面接官もいるので、緊張していても大丈夫です。
笑顔が出るのは構いませんが、絶えずヘラヘラするのはNG!
また注意したいのは、アゴを上げて話すクセのある人です。

相手からすると、どうしても偉そうに見えてしまい印象が良くありません。
面接官の話で重要だと感じたり、共感した部分があった際には、
相槌を打つなどして、集中して聞くように心がけましょう。
一生懸命聞いている姿勢が、面接官に謙虚なイメージを与えます。
話し方
きちんと面接官に届く大きさの声で、明るくハキハキと話しましょう。
小さな声は「自信がなさそう」「暗い人だ」といったマイナスの印象を与えてしまうので注意です。
面接中のお茶
お茶を出された場合、喉が渇いているからとすぐに飲むのはNG!
お茶を出してくれた方にお礼を伝え(面接が始まっていたら黙礼)、
面接官にすすめられたら「いただきます」と言ってから飲むのがマナーです。
当然、面接官が話している最中に飲むのもNG。
最後に必ず「ごちそうさまでした」とお茶を出していただいたお礼を伝えましょう。
これをやると不採用に!?やってはいけないNG行動リスト
面接では、不採用に直結しかねない「NGな行動」があります…!
特に注意しておいた方が良い、3つのNG行動をリストアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね。
①遅刻をしたのにお詫びをしない
たとえ1分の遅刻でも、採用担当者や面接官へ丁寧にお詫びをしましょう。
電話連絡で謝罪していたからといって、直接お詫びをせずに面接を終了するのもNGです。
②現職・前職の守秘義務情報の暴露
営業ノウハウや顧客情報の漏洩など、会社の守秘義務にあたる話をしてはいけません。
面接官から「この人は信用できない」と判断されて、不採用になる可能性が高いです。
あなたが面接官だとして、企業秘密を暴露したり、顧客情報を漏洩させるような応募者がいたら、雇いたくないですよね。
守秘義務の内容を話すことは、「自分は平気で秘密をバラす人ですよ〜!」と言ってるようなものです。
面接官から聞かれても話さないようにしましょう。
③現職・前職の会社や社員の悪口
面接官から退職理由を聞かれた場合、会社の悪口をいうのはNGです!
初対面の人から悪口を聞かされたとき、あなたはその人に好印象を持てますか?
面接官からすると、会社の悪口を言う人はマイナス評価になります。
それに、何でも人のせいにして、文句ばかり言う人を企業は雇いたくありません。
例えば、取引先とのトラブルが起こったとき、
「悪いのは自分ではなく相手のせいだ」
「上手くいかないのは環境のせいだ」
と他人のせいにして考える人です。
顧客先の信用を失うことはもちろん、会社にとってもデメリットしかありません。
退職理由を聞かれたときは、できる限り前職の人間関係は前向きに話すよう心がけたり、
「相手に落ち度があったけれど、自分にも落ち度があった」というように、
自分の責任として振り返ることが大切です。
まとめ
面接においては、面接官からの質問に対する受け答えの内容も見られていますが、
社会人にふさわしい態度が取れているかも、大切なポイントです。
NG行動やマナー違反がひどければ、それが原因で落とされてしまうこともあります。
面接での基本マナーをしっかり習得して、
「これだけはやってはいけない!」といったタブー行動を覚えてから面接に挑みましょう!
面接攻略マニュアル一覧に戻る👇
